酒粕の機能性
酒粕機能性に関する研究では機能性成分含量の調査を起点に、成分の高蓄積機構や安定化機構の解明を酵母の代謝や遺伝子の観点から行ってきました。同時に、酒粕や酒粕成分の有用性について動物実験やヒト試験を共同研究等で明らかにし、酒粕の機能が実際に消費者まで届くような研究も進めています。この研究は企業の商品開発にすぐに役立つだけでなく、ヒト試験を行う際に食べ続けられる食材を提供できるようにする研究でもあります。酒粕は府省縦割り等の影響もあり、その潜在能力に比し、研究者や論文が圧倒的に少ない分野でもあります。
2022年に福島テックプラングランプリで最優秀賞を受賞しました。
https://ld.lne.st/2022/07/26/fukushima_tpg/

