高橋庄作酒造店の田んぼに自作百葉箱付きデータロガーを設置してきました

まったく同じ米の品種、同じ精米歩合、同じ規格で日本酒をつくっても味が変わるのはなぜかの解明を目指す研究で、修論で研究している学生さんたちと一緒に、日本酒「穣」を醸す高橋庄作酒造店の田んぼに自作百葉箱付きデータロガーを設置してきました。
今回は、米の消化性に影響し、香気成分濃度にも関係する稲登熟期(米のでんぷんができる時期)の気温、水温などを測定し、できた米やお酒との関係を明らかにしたいと思います。
輸出の際、よく聞かれる日本酒のテロワールについてきちんと説明できる基盤をつくれるようがんばります。

今日はこの数日でめずらしい涼しい日で、たんぼを流れるかぜはとてもここちよかったです。